ねずみ講との違い

 

ネットワークビジネスはねずみ講と同じだと思っている人が30パーセント以上いるんですって。

ある雑誌のインタビューによると、悪意があるとか被害を出すかという観点で、マルチとねずみ講は区別されると思っている人が多いとか・・・・

なんと、あいまいな~~

それで、調べてみました。

 

ねずみ講とは

ねずみ講は、もともとアメリカで発達したと言われていて(起源はあいまい)、1960年代に日本に上陸して広がったらしいです。

ねずみ講って、英語で何というんでしょうね。

翻訳サイトで調べたところ、Ponzi scheme でした。

無限連鎖防止法が成立したのは、1978年、その後、ねずみ講は禁止されるようになりました。

もし、今ねずみ講を開設・運営すると、3年以下の懲役を科せられます。

さて、ねずみ講の定義。

◆ウェビリオ weblio辞書~時事用語のABC~

この辞書によると、ネズミ講とは、ねずみ算式に加入者を集め金銭の授受を行う経済行為

金銭を支払って加入した人が、他に2人以上の加入者を紹介・あっせんし、その結果、出費した額を超える金銭をあとで受け取ることを一般にねずみ講と言う。増殖する加入者の組織が破たんするまで続くことから、無限連鎖講とも呼ばれている

 

歴史的沿革


いや、アメリカから来たわけじゃないよ、日本に昔からあったんだよ、という説もあります。

歴史的沿革としては、室町時代以降、盛んになった『講』と言う相互扶助組織が、純粋に金銭出資を目的として互いに営利を図りあう『頼母子講』のような組織に発展し、近代になり法の整備がなされ、営利無尽や相互金融に発展してゆく流れが勃興する近代資本主義の中で起きた。

その中で、出資が本来、投資して目的の事業で投資資金を回収するための行為であるにもかかわらず、講の構成員がさらに構成員を勧誘し、組織員を増やすことによって莫大な資金を生むことに目をつけ、組織の構成を出資金を効率よく集めることだけに集中して行われるようになったのがネズミ講と思われる。(要調査)

なるほど~初期には、良い動機だったものが、しだい悪用されて犯罪として発達したという説もあったんですね。

 

法律


第二条 この法律において「無限連鎖講」とは、

A 金品(財産権を表彰する証券又は証書を含む。以下この条において同じ。)を出えんする加入者が無限に増加するものであるとして、

B 先に加入した者が先順位者、以下これに連鎖して段階的に二以上の倍率をもつて増加する後続の加入者がそれぞれの段階に応じた後順位者とな り、

C 順次先順位者が後順位者の出えんする金品から

D 自己の出えんした金品の価額又は数量を上回る価額又は数量の金品を受領することを内容とする

E 金品の配当組織をいう。(総務省法令データー提供システムより)

 

ネットワークビジネスをねずみ講と呼ぶわけ

ねずみ講とは、誰かから巻き上げたお金を分配するシステムです。お金を出す人は、そのお金が、増えて戻ることを期待して出資します。

それに対して、ネットワークビジネスは、購入する人は、その商品に価値があると思うからお金を払って買うだけです。

商品を販買する商売ですから、普通の商売と変わらないですよね。

ただ、そうして愛用者をたくさん獲得した人が、その努力に対して、会社から報酬を受け取るという特典がついているというのが他の販売と異なるだけなのです。

問題が起きるとすれば、価値のないものを、ビジネスチャンスという付加価値を上乗せして、法外な値段で流通させた場合は、ねずみ講と変わらないケースも起きると思います。

投資したら、必ずお金が何倍にもなって返ってくるというような話は、ギャンブルとしては面白いかもしれませんが、法律で罰せられる危険がありますし、他人に大きな損害をもたらすものですから、関わるべきではないでしょうね。

広義では、ネットワークビジネスをねずみ講と呼ぶと、にこにこ大百科にありましたが、そういわれても仕方がないようなネットワークビジネスも、中にはあるという事ですね。

暗い話になりました・・・

でもね。

 

殆どのネットワークビジネスは、ねずみ講ではありません

 

ネットワークビジネスは知り合いを紹介してピラミッド型に広がっていくので、ねずみ講に似ていると感じる人もいます。似てるどころか、ネットワークビジネス=ねずみ講であるという思い込みをしている方がたくさんいらっしゃいます。

でも、ネットワークビジネスはねずみ講とは大きな違いがあります。

ネットワークビジネスは、連鎖販売取引法という法律で定められた、合法的なビジネスですし、世界でも展開され認められているビジネスです。

もともとは、アメリカで展開されていたマルチレベルマーケティング(MLM)のビジネスが日本に伝わり広がったビジネスモデルであるネットワークビジネス。悪質であると汚名を着せられたのは、ずる賢い人たちがMLMの手法を悪用して、詐欺まがい商法を思いつき、大きな被害を出したからなのです。その詐欺に、お金持ちの人たちがずいぶんお金を出して損をしたわけです。

その詐欺が、摘発されたのをきっかけに、マスコミが「悪徳マルチ商法」という言葉を使うようになりました。

そのため、マルチレベルマーケティング(通称マルチ商法)は全て悪徳なのだという根強い誤解が人々の間で浸透してしまったのです。

ネットワークビジネスに限らず、法を犯せば、摘発され、罰則を受けますよね、

ネットワークビジネスも、個人が誠実に行って、良い動機で広がっていくならば、問題は起きません。

でも、一部のもうけ主義に走る人々が、悪い動機でMLMのシステムを模倣し、悪徳商法を展開すれば、法律違反となり摘発されます。そんな事件が起きるたびに、マスコミは、「またマルチ商法が捕まった」と、報道します。

今や、そんなマスコミの思い込み報道のおかげでマルチ商法という言葉自体が悪徳商法を差すようなイメージが出来上がってしまっているようです。

人権侵害、名誉棄損で訴える人がいないのが不思議ですよね。

しかし法律を理解し、違反するようなことをしなければ、ネットワークビジネス(MLM)は堂々と行える健全なビジネスなのです。それを、正しく理解している人も大勢います。

今では、効率的なビジネスモデルとして、大学の経済の授業で教えていますし、大手優良企業も、マルチレベルマーケティングの手法を取り入れるようになってきています。

ネットワークビジネスは健全で合法なビジネスです。しかし、すべてのネットワークビジネスが合法であるとは言えません。

ごく一部ではあっても、悪徳なグループや会社が存在する限りは、騙されないように、基本的なことをしっかりと知識として学び、健全な活動をしていきましょう。

 

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