最近、I.N.Aの方の宣伝サイトで、リファーラルビジネスという言葉を目にしたのですが、この言葉は、一般的ではないようです。
I.N.Aが主に扱っている企業のビジネスプランは独特で、会員はすべて、本社に直接ネットで注文を出していて、製品は工場から自宅に直送されます。
会員価格なるものは存在せず、非会員も会員も同じ値段で商品を買います。
ですから、大口買いして在庫を持っても何もメリットはありません。
しかも個人輸入ですから、会員同士の製品の売り買いは禁止で、製品を仕入れたり販売したりする
こういうビジネスだから、他社のネットワークビジネスとは違うと強調するために、I.N.Aの人たちは、リファーラルマーケティングという名前を使うことにしたのでしょう。
あ、そういえばジュネスの人のサイトにも、同じ記事がありましたが、どちらかがマネをしているんでしょうね。
リファーラルビジネス、リファーラルマーケティング、リファーラルリクルーティングという言葉が、これから使われるようになるのかもしれませんが、この「リファーラル」という言葉、いったいなにを表すのでしょう。
【referral】は英語、リファーラル、リファラㇽとも発音し、日本語の意味は、委託。また、紹介・推薦。
教えて、goo!に、ネットワークに勧誘された人の相談が乗っていました。
ネズミ講のことをネットワークビジネスと言い、ネットワークビジネスのことをリファーラルビジネスというように同じことをやっているのにその表現の社会的評判が悪くなるとまたコロコロと言い方を変えていっているようです。
名前を変えると、とかくそういわれるんですよね。
マルチ商法、マルチ、連鎖販売取引、MLM、ネットワークビジネス、ビジネスネットワーク、コミュニケーションビジネス、リファーラルマーケティング、
そうやって呼び名がいろいろ変わっていくのは、悪い評判から逃げるためですよね。
もっとプライドをもってやってほしいなと思います。
私が、ネットワークビジネスという言葉を使うのは、このビジネスモデルの仕組みにしっくりくるからです。
このビジネスで大事にすべきは、メンバーのネットワークで、そのネットワークを協力し合って広げることで、それぞれが報酬を得る仕組みです。
リファーラルマーケティングという言葉の響きには、紹介しただけで収入になる、というニュアンスがあると思いませんか?
だから私は、リファーラルマーケティングという言葉は、流行ってほしくないです。
皆で努力して、さわやかにビジネス展開をして、ネットワークビジネスの評判を、もっともっとよくしていきましょう!