ネットビジネスに取り組む人には、コミュニケーションに問題を抱えている人が多いと思います。
単なるコミ障と、本人は思っているけど、実は、そのコミュニケーション下手の背景に、なんらかの病気が隠れている場合があると、考えています。
例えば、脳の器質的な障がいであるらしい、アスペルガー、自閉症
また、精神的な障がいであるうつ病、統合失調症などもあるかもしれません。
なんとなく人混みが苦手、友達ができない、周りから疎んじられる気がするなどで、サラリーマンをしていても苦しい。
そんな方たちは、セミリタイアしたいと本気で願いますし、在宅で誰にも会わずにネットで収入を得られたらと切実に考えているでしょう。
しかし、診断がついている場合は、それなりに弱点を自覚しているのでいいのですが、本人が気づいていない場合、トラブルのもとになったりします。
ダウンが、いわゆる「異常」を持っていると、アップはすぐに気づいてあげることが肝心です。
そして、効果的にカバーをしなくてはなりません。
それが上手くできないと、いずれトラブルが発生して組織構築が難しくなります。
そういうケースが少なければいいのですが、そうでもないのでこうして取り上げる必要があるわけです。
※自分自身が、アスペルガーではないかと思っている私の考える解決法です。
※自分を支えてくれたダウンさんたち、アップラインに対して、深く感謝しています。
もし、自分がアスペルガーかもしれないと思っている方がいたら、どうか安心してください。
ネットMLMのシステムは、コミュニケーション力の不足を補って、人一倍優秀で頑張り屋のあなたを、成功させてくれる可能性があります。
アスペルガーかも?と思ったら
では、どのように対応すべきなのでしょうか。
- 相手が持っている問題を、いち早く把握する
- どんなことが苦手なのかを知り、それがトラブルに発展しないようにカバーする方法を考える
なかなかできないことですが、自分のビジネスが成功するためには、精いっぱい努力するべきでしょう。
アスペルガー傾向のある人は、
社会性や、他人との意思疎通、想像力のずれやこだわりという特徴があるようです。
備瀬哲弘著、『大人の発達障害』より
三つの目の付け所、つまり判断の目安について、こう書かれています。
他人とうまく付き合るかどうか。その場その場で、場の空気や間を文脈に沿って理解し、他社とコミュニケ―ションが取れるかどうか
言葉や表情、身振りなどを使って、他人と意思疎通をはかれるかどうか
状況の応じて他人の考えや気持ちを推し量ることにズレが生じやすい傾向がないか。その結果、柔軟な行動が取れず、物事に必要以上にこだわる傾向がないか
強いこだわりがあって、ケースバイケースで柔軟な対応ができない
このようなことを少しでも感じたら、それに合わせて工夫してコミュニケーションをとる必要があります。
ビジネスメンバーは大切な存在です。
空気が読めないとかいって、笑ってなどいられません。
こう言えば、わかってくれるだろうという微妙な表現はやめましょう。
あいまいな言い方は、アスペルガー傾向の人に対しては禁物です。
言わなくても察してくれよ的なことがわからないので、はっきり言うしかないのです。
また、アスペルガーの人は、ストレートな物言いが常なので、それを怒っている?とか、嫌み?とか、裏読みとか深読みをする必要がありません。
こだわりが強くて頑固に見えるだけで、根は素直な人が多いということも覚えておきたい点です。
さて、アスペルガー傾向の人のフォローの話は、ここまでとします。
その他、癖の強いダウンさんが出現した場合の注意点も、合わせて書いていきます。
自己評価が低い人
プライドが高すぎるのは、自己評価が低い人だったりします。
そういう方には、付き合いが長くなっても、どこまでもお客様に対するような丁寧な言葉使いをするとトラブルが少ないです。
そうしても、相手の機嫌を損ねる可能性はあります。
ひとたびカチンときたら、メールが返ってこない場合が多いので、やっちまった?と思ったら、すぐにフォローですね。
メールが来なくなるのは、怒っている時だけではありません。
ネット初心者だったりして、指示されたことが自分の手に負えず当惑している場合も多いので、助け舟を出す意味でもフォローメールが効果的です。
例として、元社長とか、元市議会議員の場合、プライドは人並みではないようです。
普通のアドバイスをしただけなのに怒って辞められました。
何が悪かったのか今となっては不明ですが、
こういうケースに遭遇したら、「地雷を踏んでしまったな」と、あきらめるしかないです。
そんな経験から、どんな相手に対しても、相手の意思を尊重し、敬意をこめ、言葉使いを丁寧にすることはとても大事だと思います。
コミュニケーション能力が低い人
アスペルガー傾向があるのかもしれませんが、表現力が不足していて、何を言いたいかわからない人もいます。
会社勤めもしたことがない主婦の方など、一行しか書いてないメールを送ってこられることがあります。
そんな時、どういう意味なんだろうと、あれこれ悩みます。
最悪は、気をまわしすぎて余計なことを書いて、結果、失敗することもあります。
頭をひねって考えてこたえようとするより、わかるまで短い質問を何回もしましょう。
辛抱強く質問に答えることで、相手は、一回で意思疎通をするにはどうしたらいいかを学ぼうとして、結果、相手の方の表現力は向上していきます。
指示に従わない人
指示したことをやろうとせず、自分流に固執する人もいます。
「それ、回り道だよ、やっても無駄だよ」なんて、つい老婆心で言いたくなってしまいますが、ぐっとこらえましょう。
孫悟空に対するお釈迦様の気持ち、 反抗期の子を持つ母の気持ち、かな。
なぜ、そうするかって?
失敗を通して学ぶことが、大事だからです。
失敗をして、自力ではどうにもならんな、と気づくところまで、温かい目で見守ることが必要な場合もあります。
そのほか、気を付けたい人のパターン
- クレーマー体質の人、
- 切れやすい人、
- 自分のメリットしか考えない「クレクレタコラ」
- 上手くいかないのを、全部他人のせいにする
- 勝手な行動でチームワークを乱す
- 攻撃的な人、陰湿な意地悪を好む人
- 詐欺師
こういう方はフォローしても報われず、ひたすらトラブルになりますので、ご参加いただく前にお断りするのがベターですね。
こういう行動の背景になるものは、精神的な病気だったり、器質的な問題なのかもしれません。
たとえそうだったとしても、そこまで顕著な場合は、カウンセラーやお医者さんにお任せするしかないと思います。