どんなに嫌われても、MLMがなくならない理由
それは、もちろん、メリットがあるからです。
ネットワークビジネスの商品の質が、良質であること
使うだけで、販売する権利を得られること
口コミするだけで、報酬を得られること
これらは、ネットワークビジネスに参加するディストリビューターの方のメリット
製品を利用して、健康になったりダイエットしたり、老化を防いだり、若さを保つことができます。
収入を、しかも、印税的な収入を得られ、不労所得になる可能性もあります。
そうなれば、退職の夢も叶い、嫌な仕事を我慢してやらないで生活できる
素晴らしいメリットです。
でも、メリットのあるのは、われわれ参加する人の方だけじゃないんです。

企業のメリット
ネットワークビジネスの魅力に引きつけられた人たちが、毎月毎月製品を購入してくれるので、MLMの主催企業は、製品を販売して利益を得ることができます。
しかも、製品を製造する前に注文を取るので、製品が無駄になりません。
さらに、テレビや雑誌の広告を出す必要もないし、在庫をたくさん持たなくてもいいし、小売り業者と儲けを分け合うこともありません。
つまり、企業にとってメリットが大きいのです。
特にメリットを得るのは、よい商品を持っていながら、資本力が弱い企業かもしれません。
資本力があれば、一気に宣伝して、製品の良さを世間中に広め、ブームを巻き起こすことができます。
しかし、広告費に予算をかけられない企業は、販売を伸ばすことができません。
そうです。
どんなに良い製品でも、製品力があることを宣伝できなければ売れないのです。
そのように、資本の不足で、思うように販売が出来ないで困っているような商品は、ネットワークビジネスのシステムを利用すれば、比較的短期間のうちに世に送り出すことができます。
この点で企業にとってネットワークビジネスは強力な武器になる可能性を秘めている。
ですから、MLMはなくならないどころか、増えていく一方です。
ネットワークビジネスの評判はどうなるか
さらに、この先MLMにメリットを感じて参加する人が増えていけば、そのスピードはさらに加速していくと思います。
そうなれば、いまはまだマイナーなイメージがただようMLMも、メジャーなビジネスになっていきます。
さて、そうなるまえに、ネットワークビジネスについての正しい知識を得ておくべきではないでしょうか。
アメリカでMLMが急成長した1980年代、スタンフォード研究所のレポートにはこう書かれていました。
1990年代の終わり頃には、大衆が日常消費する商品やサービスの50~60%がMLMの手法で販売されるようになるだろう
1990年代の終わりごろ、その予言は的中していたでしょうか。
残念ながら、その数字は実現しませんでした。
しかし、わたしたちは、デパートや小売店にわざわざ出ていって商品を買うより、通販で物を買うことが大きくなってきています。
MLM製品は、通販のように、自宅で注文できるようになっています。
この流れで行けば、インターネットの普及がさらにMLMの発展に貢献する将来を予見できます。
このように私たちの購入経路がインターネットに集まっていけば、ネットワークビジネスの製品に気づく人は多くなります。
MLM商品にはいい製品が多いと実感する人が多くなれば、企業が、そこに大きな期待を持つことは、疑いようのない事実です。
これまではうまく製品を売りさばいて儲けてきた大企業も、既存の流通構造にもはや頼れなくなったと感じています。
流通の手段として、何か新しい変化が必要と判断した企業は、独自の流通網を形成できるネットワークビジネスに注目しています。
MLM人口は増えていくのか
企業がやる気を出しても、ネットワークビジネスが今のまま、不人気で、活発なディストリビューターが増えなかったら、ネットワークビジネスは成功しません。
この問題は、どうなっていくのでしょう。
それは、デフレや不景気が、解決してくれるでしょう。
終身雇用が約束されなくなったサラリーマンたちが、自分の生活に不安を感じて二つ目の収入の柱としてネットワークビジネスに参加するようになります。
また、年金の不足に不安をいだいている人たちも、自分年金を充実させる手段としてネットワークビジネスに注目しています。