ネットMLMが始まって15年経って…
ネットワークビジネスにも、インターネットでできるのがあることがわかってから、もう十五年くらいたっています。そろそろネットMLMも珍しいものではなくなったのではないでしょうか。
それでも、ネットでMLMをやろうと考える人はそんなに多くはないようですね。
いまだに副業ビジネスといえば圧倒的にアフィリエイトに人気があり、ネットワークビジネスを選択する人はわずかです。
どうしてこれほどまでにネットワークビジネスは人気がないのでしょうか。
なぜネットMLMは人気がないのか
お金のために友人知人を相手にするから
一番は、お金のために友人知人を相手にするから でしょうね。
長年、嘘を言って友人や親せきを強引なやり方で勧誘してきた同業者の罪が、社会全体を無反応な永久凍土にしてしまったのではないでしょうか。
- 誰でもめっちゃ稼げると嘘をつく
- うぶな若い人に夢が叶うと嘘をつく
- 病気で悩む人に病気が治ると嘘をつく
実際は、友達がメンバー登録してくれると自分が儲かるから
ディスってる?
いえいえ、ネットワークに限らず、欲しがっていない相手にものやサービスを買わせるには、それが最も効果的なやり方です。
広告ツールは、すべて似たようなことをしています。よく目にするテレビショッピングなんかは、その最たるものでしょう。
でも、テレビショッピングの宣伝に乗せられて半信半疑で買った商品が、思ったようなものでなくても腹の底から怒ったりはしないですよね。アレは、公共の電波で流れた広告だからです。期待した分ガッカリするし、だまされた自分にほとほとあきれるけど、仕方ないと諦められます。
ところが、ネットワークビジネスの場合、感情を刺激します。
知り合いに騙されるから腹が立つ。自分に向けられた悪意だと感じるんですよね。しかも、たいていのMLMはローンを組ませるから、動く金額が大きいのも問題でしょう。
ここで、ネットワークビジネスの致命的な欠陥が見えてきました。
ネットワークビジネスの致命的な欠陥
嫌われる理由は、
- 知っている人をターゲットにすること
- 動く金額が大きいこと。
友人や親せきが持ち込んでくる儲け話は胡散臭いもの。
本当は、純粋に相手のためにと声をかけていたとしても、相手には「自分が儲けたくて私をカモにしているんだ」と思われちゃうんですよね。
それならば・・・と、ネットワークビジネスだというのを隠して商品をお薦めする人がかなりいるわけですね。会員価格で仕入れて標準価格で売ればもうかります。相手がネットワークビジネスだと気づかなければ、こっそりお金を稼げるわけです。
アムウェイを例に挙げれば、だいたい25%の儲け。
(でも、アムウェイを知らない人はまずいない)
世間知らずの人は格好のターゲット
世間知らずの人は格好のターゲットになります。
学生をターゲットにするとやばい、とわかってはいるけど、ネットワークビジネスは学生の間で広がりやすいことはみんな知っています。
あと、あまり社会との接点がない専業主婦や職人さんとかかな。
実は私も世間知らずで、ねずみ講もネットワークビジネスも何も知らないでいろんなものを買わされました。高級補正下着や入浴剤、化粧品、サプリメント、磁器ベルト、浄水器、美顔器、24時間風呂・・・
なんだか怪しいと思いながら、義兄や叔父、同僚に勧められて・・・
息子のアトピーに効くといわれるとつい…
私のような人が周りにたくさんいたらいいけど、世間はそうそう甘くはなく、怪しい話に乗る人にはなかなか出会えないのが現実です。
あえてネットワークビジネス経験者を狙うネットMLM
インターネットを利用してネットワークビジネスをする場合は、素人を相手にするよりも経験者をターゲットにした方が効率的です。未経験者はネットワークビジネスについて検索したり、SNSの情報に目をとめたりしないからです。
ネットワークビジネス成功法、アムウェイ芸能人なんてワードを検索する人に、自分のサイトに来てもらって、耳をくすぐる提案をすれば、いわゆる「惹き寄せマーケティング」の成功です。
一番集客力のあるキーワードは、会社名です。
MLMの会社名で検索をかける人は、そのMLMを始めようか辞めようか、検討している証拠です。そうであれば、別の新しい情報に触手を伸ばす可能性も高い。。。
特に新しく始まったネットワークビジネスの会社名はお薦め、勧誘を受けた人が一斉にアクセスするからです。
ちょっとイヤらしいですが、その方法が15年間で一番効率のいい集客法でした。それが原因で他社のMLMの反感を買い、I.N.Aが空中分解したことは業界では有名な話です。
いまだにnanairo合同会社のメンバーが引き続き会社名をキーワードに記事を書いたり、ハッシュタグにしてツイッターに投稿しているのは、それ以上に効率のいい集客法がないから、といえるでしょう。
ライフプラスで最高に稼いだのは愛用者サイトオーナー
ライフプラスは外資系のMLMで、日本支社が国内に存在しないという珍しいタイプ。個人輸入だから購買型。しかも、メンバー価格と標準価格に差がない。
また、メンバー登録も愛用者登録の別もなく、スターターキットも面倒な書面も入会金もありません。
こういった理由で、通販ショップを立ち上げて製品をたくさん売ることができれば、愛用者さんたちにはネットワークビジネスと知らせずに、好きな形で組織を広げてガッポガッポと儲けることが可能なんです。
この辺のからくりは、ライフプラスの報酬プランを見てもらわないと説明できないのですが、収入がより多く上がる形で組織を広げるので、自然な組織構築に任せるより効率がいいのです。
実際に、過去、一番多く儲けた人は愛用者サイトのオーナーさんと、その人をダウンにした人です。どのように成功したのか、過去にいろいろ聞いてはいるので、また機会があればお話しすることにしますね。
もちろん誰でも真似をして稼げるわけではないけど、アフィリエイトの達人さんたちなら、挑む値打ちはあるのではないでしょうか。
「アフィリエイトで権利収入」も、ライフプラスなら夢ではありません。
ネットワークビジネスとアフィリエイトはどちらが稼げる?
ネットビジネスで稼ぐのはどのみち簡単ではありませんが、ぶっちゃけアフィリエイトとネットワークを比較したとき稼げるのはどっちかといえば、ネットワークビジネスでしょう。なぜなら、アフィリエイトには組織収入というものはないからです。
ですから、アフィリで月に100万稼いでも、直ちに会社を辞められませんが、ネットワークビジネスで100万稼げるレベルになれば安心してセミリタイアできます。
セミリタイアを目標にネットで起業する人が多いことを考えると、ネット副業として願わしいのはアフィリエイトよりもネットワークビジネスではないでしょうか。