日曜日に、座敷ぶたと呼ばれるようなお父ちゃんは、
「疲れているんだ!日曜日くらい寝かせてくれーーー!!」というけれど、本当に働きすぎで疲れているのでしょうか。
こんな人でも、不倫でもしようものなら、朝からシャワーを浴びて、念入りに歯磨きをして、おしゃれをして出ていきます。
本当は、エネルギーは有り余っている…
彼は、日曜日以外の日だって、女の子とデートしたり、ゴルフやパチンコをしていたいんです。
でも、自分にはお金もない、予定もないから、何もしない。
出来れば、平日だって何もしたくない。
でも、会社に行くしかないから嫌々会社に行っている。
会社に行くのは、誰のため?
ホームローンのため、カーローンのため。
ひっくるめると、家族のため。
だから、日曜日は、寝て過ごす。
その心理は、平日は家族のために会社に行っているんだから、日曜日くらいは、家族のために何もやるものかと心に決めているのかもしれんね。
子供は、そんなお父ちゃんを見て、なんと思う?
「なまけもの」「自分勝手」「家族を愛していない」
子供がそう思うのは、お母さんがそれを教えるからなんだよね。
子供は、成長するにしたがって、いろいろ矛盾を感じるようになります。
お父さんは、毎日あんなにくたくたになって働いているのに、うちが貧乏なのはなぜだろう。
男の子は、「会社員になったって、いいことないな」、と思う。
女の子は、「結婚したって、幸せにしてくれる訳じゃないんだな」、と思う。
少子化、結婚しない若者、家庭内暴力、離婚が増える、など、家族の問題は、こんな子供たちの幼い時代の環境が、原因かも知れません。
考えてみると、かわいそうな存在
おとうさんがくたくたなのは、疲れているからじゃなくて意欲がないからではないでしょうか。
つまり、寝ること以外に、やりたいことがないだけ。
会社に通うのは楽とは言いませんが、日曜日に疲れて動けなくなるほど疲れるはずはありません。
人は、誰でもすごいエネルギーを持っているものなんだもん。
そもそもエネルギーって、ガソリンみたいに使えば減るものじゃないんです。
むしろ、使えば使うほど、エネルギーは増していくものなの。
ハイブリッド車みたいに。
でも、やりたくないことや楽しくないことばかり、我慢してやっていると、だんだんエネルギーが減ってくるんだよね。
うつ病になるのは、殆どそんな人たち。
そんな人たちが意欲を取り戻すには、何か価値のあると思えることを始めるのが一番いいんです。
子供のためとか、奥さんのためじゃなくて、自分にとって価値のあることでないと、ダメなんです。
ある人たちは、ネットビジネスに意欲を掻き立てられ、自分の好きなことを好きなとときにできる自由を手に入れました。