人生の方程式という話を、聞いたことがあると思います。
人生は仕事の成功は、「能力」×「熱意」×「考え方」であるというもの。
この中で、一番大事なのは何か知っていますか?
この方程式を紹介したのは、稲盛和夫氏ですが、彼の別の本によると一番大切な順番は「考え方」「熱意」「能力」となっています。
考え方とは、何でしょう。
きっと誰でも、最初に頭に浮かぶのは、「ポジティブな考え方をする」ということでしょう。
世の中には、そうあるべきとわかっていても、そうできないことという物が無数にあります。
ポジティブシンキングもそのうちの一つです。
日本ではプラス思考とも云いますね。プラス思考とは、物事を肯定的な方向に捉える考えを行う傾向。
ポジティブになれないと成功できないのか
ポジティブな人間になろうと思っても、なかなかなれないという人がいます。(笑)
そういうことを云うのが、そもそもネガティブな考え方なのですが…
自分にとって、面白くないことや悲しいこと、残念なことが起きた時、それを、ため息交じりにぐちぐち云うのは、誠に見苦しく見えますね。
でも、それが普通の人間です。
でも、成功した人間は、それを「チャンスの予感」「長い目で見ればメリット」であると考えるのです。
成功者は、どうしてそのように考えられるのでしょうか。
なぜなら、それが真実だと知っているからです。
成功者も、若くて未熟な時には、ネガティブな気持ちになって、頑張るべきところで仕事を放り出したり、やけ酒を飲んだり、人を殴ったりしたかもしれないんです。
その時、成功者の本を読んだり、上司や親友に励まされて、「あ、そうだな」と気づいて、また頑張り始めたりしたはずなんですよ。
そして、成功してはじめてわかったんですよ。
- 確かに、ピンチはチャンス。
- あの失敗は、あの時自分には必要な経験だった。
- あの人は、ソウルメイトだった
(わたしに必要なことを教えるために存在した)
わたしは、どうしてもそう思えてなりません。
(生まれつきポジティブな人なんて、いないと思うの。)
では、成功していない人は、ポジティブになれないということ?
自分が必ず成功すると信じていれば、こう考えることができます。
このことは、数年後の自分の目にどう映るだろうか。
成功するためには、これは必要な経験だったのだ。
自分は、経営者として成功できないと思うなら、大きな出世を望まず、普通の暮らしを全うするのがいいのではないでしょうか。