「貯金ばかりでお金を使わない」そんなイメージがある若者たち。平均貯金額はかなり増えているはずですね。実際は、残業や休日出勤、日雇いのアルバイトをしてまで稼ぎを求める若者ばかり。実は、平均からは見えない真実が隠されていました。
お金を使わない若者たち
ここ数年、若者の消費が落ち込んでいると騒がれています。バブル期と比べると、車を持たず、免許すら持っていない人が増えました。お酒も飲まずに家で自炊する人も増えています。
そんな消費をしない若者は貧乏だというイメージがついています。しかし、平均の貯金額は年間で180万円あり、お金はもっているはず。なぜ貧乏な若者が増えているのでしょうか?
計算に隠された貧乏!
実は、お金の貯金を計算するやり方に問題があるのです。
そもそも平均は全体の中心を調べることです。1つだけ極端に高い値があると平均値は大きく変わってしまいます。そのため、全体の様子を調べるときには真ん中の値である中央値というものがよく使います。
例えば、貯金が20万円の人が4人と100万円の人がいます。平均の貯金額は全体の180万円を5人で割って36万円になりますね。しかし、中央値は小さい方から数えて真ん中の値なので20万円です。
このように大きく差が出てしまうのです。
ここで考えて欲しいのが若者たちの貯金額。平均の貯金額は180万円ですが、貯金額の中央値は30万円なのです。これが意味するのは、収入がある人とない人で二極化しているということです。
まとめ
この平均の数字と貧乏な方の若者ばかりがテレビや新聞などで取り上げられているため、「お金はあるのに使わない若者」というイメージがついたのでしょう。
しかも、昔であるなら残業代で稼げたのでどうにか生活はできていたものですが 、最近は効率重視で残業時間が減っている会社がほとんど。やりくりが厳しい中、上司との付き合いで相当の出費。毎月の支払いができるか不安になる人もいますよね・・・
しれっと、そんな心配をせずにストレスフリーの人もいますが。
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